空気のよごれについて
★ 現状 ★
人間の生活の中から生まれてくる物質が、空気をよごすことを、
「大気汚染」と言います。
大気汚染の大きな原因は、自動車から出る排出ガスです。
大気汚染が原因で、アサガオの葉へのえいきょうが出ています。
軽い被害→白いはんてんがでます。
中くらいの被害→茶色のはんてんがでます。
激しい被害→葉に穴があいたり、葉が落ちたりします。
このように、空気のよごれは、植物にもえいきょうをおよぼしています。
★ 問題点 ★
自動車の多い都会では、車から出る排出ガスのために、空がどんよりとくもる日が多く
なりました。外に出ると、気分が悪くなるかもしれません。
また、せきがひどくでる、「ぜんそく」などをおこす人もいます。
また、目やのどなどの痛み、肺など、呼吸の器官に異常を感じる人もいます。
酸性雨について
自動車の排出ガスや、工場から出るけむりにふくまれている「いおう酸化物」や、
「ちっ素酸化物」が雨にとけると酸性の雨になり、これが酸性雨となる。
その酸性雨が、森や、林にふると、空気中の「二酸化炭素」を取りこみ、きれいな
空気を出すという働きが弱まり、いずれ、木はかれてしまいます。
★ 提案 ★
自動車の排出を減らしたり、有毒物質を取り除いたりするための法律をさだめるなど、
さまざまな取り組みが行われている。その取り組みの一つとして、電気自動車が
つくられました。その他に、次のような自動車もつくられています。
・天然ガス自動車
・メタノール自動車
・ハイブリット自動車
・ソーラーカー
空気がよごれないためには、自動車へあまり乗らなければ排出ガスもでません。
遠くへ行くときは電車を利用し、近くへ行くときは、歩いたり、自転車で行ったり
すれば排出ガスも出ず、良い運動にもなります。
みなさんも、日ごろから、心がけて下さい。